あまり趣味がないぼくですが、大好きなことが銭湯巡り。

 

 

 

家の周り(中野区)にはほんとうにいい風呂屋さんが多くて、となりは環七を渡れば高円寺だし、銭湯ラヴァーとしては最高の環境が整っている。

 


銭湯には癒し、やさしさ、文化、そして人がいる


 

熱い湯が好きだ。

こどもの頃ニガテだった水風呂は今や15℃以下を望んでいる。

 

よく会うおっちゃんと「今日は早いね」なんてあいさつを交わし、携帯から離れる時間。

 

どういうわけか風呂屋でなかよくなったにいちゃんと飲み仲間になり、引越しの時は送別会。

 

裸の付き合いとはよく言ったもんで顔なじみはすぐになかよくなれたり、「世界は広がる」っていうのをオフラインでできる環境なんて数少ないよね。

 

 

「交互浴はカラダにいいんだぜ!」と声高く勧めても、「よし!」とついてきてくれる友人は少ない。少なかった。

 

でもここ数年、どういうわけか銭湯業界がアツい。

 

友人のヒノは銭湯を経営してるし、若い世代が銭湯に着目してて、なんだか楽しくなってきた。

 


美容師的に銭湯通いは休まるだけでなくすごく勉強になるよ


 

 

まずは日々の疲れを癒す。

 

まだ若い頃は風呂トイレ別なんてなかなか住めないだろうし、別であったって手足伸ばせる湯船はそうそうない。

 

カラダが資本のこの商売。肉体的な癒しはもとより、日々の接客で神経も使うけど、これも整う。

 

なによりぼくはケータイからの解放時間がすごくよい。

 


つむじ

いっつもケータイいじってんじゃん。ツマも怒ってるよ

 


きょうへい

すまん。それはナイショな。

 

さらに「多数の人のヘアケアのリアル」が知れるんだよね。

 

まあぼくは男性だから当然男湯しか知らないけど。

 

 

 

どんな風に髪を洗うのか?

 

どんなシャンプー使ってるのか?

 

なかよくなった人には少しアドバイスしたり。

 

特にメンズヘアを推していきたい男性美容師さんはおすすめだよね。

 

 

 


美容室も銭湯も土地に根付き人が集まる「サロン」である


 

土地に根付く。

どんなにオンラインな世の中になっても、変わらなかったり大切にしなきゃいけないと思うのは「地元貢献」

 

今は原宿で店を構えているけどまだまだぼくらのような小さなサロンではとても地元への貢献なんておこがましいとは思っているけど、この辺りのサロンにしてはかなり「地元のお客様」に通っていただいているなとも思っている。

 

さらには遠くからのお客様も仲間内で通ってくださっている。

 

そんな「サロン=社交場」の役目が美容室にも銭湯にもあるんだよね。

 

いまは店舗を持たない独立も流行っていますが、店舗が持つパワーがあると思っています。

 

何ができるかわからないけど、銭湯業界に少しの貢献ができたらなあと、とある会社に応募してみた。

 

採用されるかなあw

 

されたいなあwww