もうすぐ6年、alnicoTOKYOをオープンして経つ。

 

お金持ちにはまだまだなれていないけど、どうにかやってこれた。

 

 

ふと昔のことを想い出したので、書いてみる。

 

これはきっと大切なことだ。

 


 

 

 

 

 

 

オラついていますね。24、5歳でしょうか?

 

勤めていたサロンの運営のエライ人と喧嘩してナマイキだとクビになったり、大した成績を残していない年上というだけの先輩をイビっていたらハメられて陥れられたり、今のぼくでもクビにして二度と会いたくないレベルのバカヤローでした。

 

そのころは「技術が一番大切」なんて口にしながら理想に対してうまくいかない自分の技術を見ないふりして、逃げていました。

 

まして技術者になるというのに自分のお客様がいないときは、「一番できるから」などと勘違いし師匠のアシストに入っては、自己満足に浸る日々。

 

「人呼ぶのは、人脈でしょ、縁でしょ。」

 

とかほざいてました。

 

もちろん勢いはありますので、そこそこ「呼ぶ」というチカラはあったのかもしれません。

ただやがてくる冬を知らないキリギリス。

 

しかしその時に歯を食いしばってウィッグとにらめっこ、必死にカットをしていた奴がいた。

例えるなら未来を見据えたアリ。

 

 

そもそも世のため人のために何か一本のことをやってない奴、一生懸命に誰かのためにやってない奴に「縁」も「人脈」もやってこないんだよねえ。。。

 

 

 

まるで昔話のようだ。

 

ある日ね、自分がヘタだってことに気がつくんですよ、イヤでも。

 

ずーっと後ろにいたと思ってたのに、となりに。ヘタしたら前に。

 

 

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引っ越してきてよかった!!と思わせてくれる一杯(^^)// ヘビロテ確定! #麺やはし本

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ラーメン食いたい人は「うまいらーめん」食いたいから探すんだよね。

 

そのラーメン屋さんもうまいラーメンを食べさせたくて魂込めて作ってる。

 

 

その味を作るのは何百、何千もの繰り返される「失敗」のあとに生まれた「成功」なんだよね。

 

 

 

ぼくは美容師で技術が売り物だ

 

必死で技術と向き合ってプライドを捨てて練習した。

 

いやってほど気付かされたから。

 

そして「もっとうまくなる」ということは今もなお続いている。

 

むしろ終わりがなく果てしない道だなって思ってびっくりしているw

 

なんて道を選んでしまったんだってね。

 

でも今よりもキレイになりたい!カッコよくなりたい!と願いぼくたちを選んで来店くださる人がいる。

 

絶対にうまくなきゃいけない。

 

その上で「動く」ことがたいせつだよね。

 

1に技術、2に技術、3、4に個性、5に技術

 

いつか師匠に言われたコトバは今も残ってる。

 

 

そしておもてなしのココロをもって、励んでいきたいと思います。

 

自戒を込めて。