似合わせる
つむじとおそろいの靴を買ったぼくはゴキゲンです。
ぼくたち美容師が連呼してきた「似合わせ」
「頭のカタチがこうだから」
「骨格に似合わせたカットが」
似合わせということを常に意識しデザインを作ってきました。
理論立てて骨格に合わせたデザイン。伸びてくるであろう計算のもとにハサミをいれモチの良いデザイン。
それもまだまだ完成ではなく、いまもなお発展途上。
伸びしろしかないんだw もっとうまくなりたい。
けれどぼくにはもっと「似合わせたいこと」がある。
テクニックだけじゃないんだよ。
いかに今の目の前のあなたの心情や人生に似合わせられるか？
似合わせとはそこにあると信じている。
もう接客業じゃないんだよ。
お客様とおもうこともとっくに超えてる。
いかに人を知り、大切な友のことを想いながらデザインに起こせるのか？
知りたいのは好きな髪型やテイストだけじゃない。人となりだ。
その人の「時間」と「生活」をいかにデザインの中に「操作性」を落とし込めるか？
似合わせる一番のデザインポイントは「心」だ。
