そう、これも店を良くするためにはじめた「パクリ」なのである(ナイショ)

 

img_5630

 

(いつかの家飲み@きょうへい宅  この小1時間後に和哉に怒られる 「あんたはダメなオトナだよ!」と)

 

 

ミーティングだ、飲み会だ、あれこれやってきた

 

もちろん楽しい時間であり、意識や考えの共有・理解を深めるなどの一定の効果はあったのだろう

 

 

でも振り返ってみたら俺だけが話ししてるだけじゃん?

 

と考えた

 

そもそもしゃべるのダイスキ、止まらない

 

人の話すらほとんど聞いてねえんじゃねえか?というくらい自分にとって「ウィークポイント」だっていう認識はあった

 

だからこそ人一倍気をつけてきた「つもり」

 

でも結局気の利いたセリフや先輩としてのアドバイスをしたことに酔ってるだけなんじゃね?と自問自答していたのだ

 

たどり着いた答えの途中が「交換日記」

 

img_5899

 

(ノートの表紙  女子がいればまたのこの表紙は可愛い感じに仕上がったんだろうなあ)

 

 

そう、そもそも「つもり」であることが一番の問題であり、厄介な点なんだとおもう

 

そういう僕も完全に「つもり人間」でここまで育ってきてしまっているから、当然自分の思い描く成長曲線からは大きく外れてしまっている

 

修正以上の上昇をしたいともがいているけれど

 

過去の経験上、振り返ったり立ち止まったりして足元を確認しなきゃいけないってこともやっとこさ学んだ

 

ここ最近個人的な考えだったものを店の素敵な美容師を育てる考えや心持ちをチームに落とし込めたり染み渡るように伝えられてないんじゃないかなあ?って思ってた

 

 

発言力を平等にしたらもっと広がるんじゃないかな?って

 

言いたいことは直接目を見て言え!!

 

がモットーなもんで、日々サロンでの疑問に思ったことはすぐに言葉にすることを求めたし、その背中を見せるために実践してきた

 

そりゃたしかに俺は言えるんだけども、、、はて?キミ達は???

 

言えるわけがない、そりゃなんせ上下関係に縛られてるんだもの

 

美容師の世界は特に上下関係に縛られ絶対的に崩れない「何か」がある

 

それは特に「仕事の出来・不出来」と「売上」なのだ

 

結局その2つを持っている人(例:オーナー・店長・トップスタイリスト)の発言権が大きくなってしまい、いわゆる「ワンマン体制」につながってしまうのだ

 

ある意味「ワンマン体制」は良いことだと思っている

 

なぜかっていうと「絶対的な存在」のおかげで受ける恩恵があり、ついていくという方式をとってスタッフがいれればそれはそれは良いハーモニーになるんじゃないかな

(あくまで超優秀なナンバー2がいればの話だけども)

 

けれども俺は「ワンマン」でいてよい人間でもなく、ましてやワンマンを貫けるくらいチカラのあるカリスマ美容師ではまだないので当然選べない店づくりなのである

 

うちの店ではもちろん上下関係はあるにせよ、アシスタントだろうがなんだろうが「自立」を求めている

「売れる美容師」になるべく「プロフェッショナル精神」を教え込みたいと思っているから

 

だからこそ「お客様の事を一番に考えた意見」を聞くスタンスを取り、話をしてきた・・・「つもり」だった

 

「意見を言って欲しい」 これがすでに間違っていることに気がついた

 

あくまでオーナー・店長などまとめ役の意見など彼らはとうに知っている

イヤってほどわかってるだろう

 

でもこちら側は「なぜわかってくれないんだろう?」と頭を悩ませる

 

わかっている=実行するをもとめるのはあくまでこちら側の希望

 

わかっているけど、なぜか「enter」キーが押せない状況

論破されるんじゃないだろうか?

否定されるんじゃないだろうか?

ものを言う立場ではないんじゃないだろうか?

 

と彼らは不安なのだ

 

その不安を作り上げたのはそう、俺だった

 

 

だったら「言う」はやめて「書く」に変更してみよう

と安易な考えから始めたけど、これもしかして正解につながるんじゃね??と言う手応えがある

 

 

「売れる美容師」は「発信力」がある

 

あってるか、あってないかが問題ではなく作品や考えを「発信」する力がこれからの美容師には求められる、いやすでにその時代だ

 

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-05-17-57-09

 

(きょうへいInstagramのフォローは上の画像をクリック)

 

いやいや、おじさんだって必死なんだよ発信に

SNSだって駆使してさ

 

でもそれあたりまえだかんね 問題は売れなきゃ意味がないって事

 

もちろん最初からできたわけじゃないんだけど、日々の生活や仕事の中で「自身の意見」をいうことってすでにもう立派な「発信」だよね

 

その「発信」を邪魔する何かに気がついたのよ

 

それが「上下関係」

 

売れる美容師に俺ももっとなりたいからこそ、スタッフ間の意見交換に「上下関係」を取っ払ってみた

 

身近にいてくれる彼らだからこそ俺の伸びしろや、ダメなところが見えてると思う

 

聞こえてきた「楽しい」の声

 

これを始めるにあたって、3つのルールを課しました

・必ず一言でもいいから書く事

・自身を含めて一切の否定を禁止

・酒をノートにこぼすな

 

特に2番目

 

懺悔のノートにだけはしたくないしこの中に「上下関係」が入ったらおしまいと感じたので特に守りたいルール

 

気楽にやるが合言葉なんで本当に気楽に書き始めた彼ら笑

 

特にその1日だけでなく普段思っている事を整理して、書き起こす事で次に繋がる答えなんかが生まれるかもしれない

 

少なくとも今感じる「楽しい」をカタチにしたいなあ

 

 

 

長くなった

よく書いたな長編ブログ

 

決してヒマだったから、そんなんじゃあないぜ