きょうへいです。

 

有名な話ですが(どこで?)ぼくは甲殻類アレルギーです。

 

わりとガチめの。

 

エビ・カニ・貝類はもちろん、タコ・イカなどの超やわらか系もアウトなのだ。

 

 

食べると試合後の辰吉みたいなボッコボコの顔になり、呼吸困難で病院直行コース。

生死に関わるので絶対食っちゃいかん系なんです。

 

 

 

 

小5位のことだったと思うんだけど給食の後、転校する女の子のお別れ会を開くことになっていた。

 

給食を親の仇のように人一倍食べる少年恭平とその日の献立はクラムチャウダー

 

当時まだアレルギーの認識も甘く、まあ食った食った。

 

それから始まる

 

口の中のかゆみ〜全身へ転移

 

くしゃみ鼻水〜涙とまらず〜鼻呼吸できず

 

呼吸のしづらさ〜喉まで腫れて〜意識が朦朧

 

そう、完全にアナキラフィシー。

 

だけども、当時はそんなことで病院すら行けずお別れ会に出席し、お別れが悲しくて泣いていると盛大に勘違いされた過去があります。

 

時はたち、あと数週間で35歳、おっさん領域に足を踏み入れますがいまだこのアレルギーは克服できていないのですが、世の女性はむしろ甲殻類はかなりの好物のようで、小エビのカクテルサラダなんかを与えておけばしばらく上機嫌な気がしています(誤解)

 

親密になる前の会話の中でかならずこの甲殻類アレルギーの話をします。

そしてその反応で今後の付き合いを決定すると言っても過言ではないでしょう。

 

そんな中、最近言われた一言。

 

「え?かわいそう。人生半分損してるよ。」

 

(え?うそでしょ?お前人生半分の喜び甲殻類かよ。カニかよ。

俺なんかむしろカニ食ったら泡吹くわ。カニかよ。)

 

まあいちいち怒りゃしないけどもね。

 

お前の半分甲殻類でできたつなんねー価値観押し付けんなよ!と思ったよ。

 

それと同時にぼくも周りのひとにもっと気遣いのできる奴にならないとなって思ったよ。

 

たとえば美容ならカラーやパーマの薬剤で出るアレルギーもある。

 

肌が荒れててもカラーしたい女の子もいて、いかに刺激をおさえるかという技術の向上や、薬剤に対する知識も持ってなければいけない。

 

ぼくはアレルギー持ちとして気持ちを汲み取って理解してあげたい。

 

いずれにせよ色々な方がいるんだからやりたいを叶えたいし、体質と向き合いながらできる方法を見つけたい。

 

少なくとも「え?かわいそう」なんかで終わらせたくはないんだよ。