美容室のほんとうの役割についてかんがえる
無事にあの頃描いた理想とは程遠い36歳になることができました。
まあ、理想とはちがうけど、悪くない。
いつもぼくたちはお客様からお金と時間とよろこびをいただいていることを忘れるな
「親子三代切れる美容師になりなさい」
この言葉はぼくの根元にあって、今も指針。
柔軟にどの世代にも対応できる技術とセンスを持つことを目標に日々を過ごすことが成長につながればなって思っている。
わざわざ何百、何千の美容室の前を通り過ぎ来店いただいている意味をりちゃんと理解しなきゃいけないし、そのことだけはスタッフに思っていてほしいものです。
お金と時間を使って、しかも「ありがとう」まで言ってもらえる職業なんて、そうそうないぜ??
そんな想いを表現してくれる愛すべき家族になんと4代目が!
担当させていただいて長い月日が経ちました。
4代目の誕生から1年、ついに初カット(感無量)
このきみのはじめてをぼくは一生忘れないよ。
ありがとう。
こちらも胎毛筆を製作しオリジナル、世界で一つだけの思い出を作ります。
(なお先日の西日本集中豪雨で工場のある広島県熊野町も多大な被害がありましたが、工場は難を逃れたようで安心しました。
1日も早く日常が戻ることを祈りながらできることをしていきたいと思います。)
美容師の仕事、美容室の役割はなんだ?って自分なりにかんがえてみた
トレンドを生むことやファッショナブルなスタイルを提案することも大切だけど、その根元はどこなのかな?って考えた時に「まちづくり」というワードが出てきた。
そこに「生きる人」とどれだけの関わりを持ち、貢献できるのか?
それが「美容室の役割」かなって。
髪型を通じていろんな話をして互いの成長が生まれたりするのいいなあって。
共に生きることが美容師としての目標なんだ。
時代は大きく変わり、いつのまにか美容室は美容室以上の価値を求めるようになった。
ファッションと連動し進化してきたスタイルムーブメントはテレビや雑誌の発信からSNSの普及により、手軽に発信も受信もできるようになった。
働き方や思想もより幅が広がった。
よりみんなの「じぶん」が強くなった印象。
そんな時代だからこそ「人のためにやる」って意味を考えたいんだよ。
「金」も「価値」も今一生懸命やってれば後からついてくる。
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