長く担当させていただいているお客様と、そのご紹介でどうにかがんばれてます。

 

原宿のカットがうまい美容室alnicoTOKYOです。

 


紹介していただく。責任を感じると同時に「紹介してくれた方をカッコつけさせなきゃいけない」と強く思うのです


 

 


きょうへい

お、おう。なんだ、よーすけか。

 

 

 

 

松戸市馬橋・矢切の進学塾「やまなみ進学塾」

 

あれだけいっしょにアホなことやった陽介はいま、地元で立派に塾を経営してる。

 

卒業生でありいまは陽介の塾で先生もしてる男子大学生をかっこよくしてほしい。そんな依頼だ。

 

 

「予約のお返事は丁寧に、こころをこめて」

 

どの口が言うのでしょうか?

 

スタッフが読んでたらきっと怒ります。怒られます。

 

 


「説得力がほしい」髪型を変えることでイメージはかわるのか?


①最後のカットは去年の9月

大学2年生で最近オシャレに目覚める

③将来は先生になりたいので今は塾講師と家庭教師のバイト

④今時の中学生に響くようなイメージになりたい

 

最初のヒアリングで聞いたこと。

カラーだなんだと特に規定はないようなのですが、カットだけでイメージを変えよう!と思い、特に完成図のイメージ共有もなく「まかせとけ!」と言い放ち軽く不安げな彼をシャンプー台にお通ししました。

 


つむじ

おまえ、たのしんでるだろ??


きょうへい

バレたか

 

 

 

 

カメラを向けてもね、なかなかこう、はずかしいんですよね。

 

ここで特に何も言わず、おもしろがってカットをはじめましたが、最初のヒアリングで聞いたことを元に設計図をアタマの中でもう描ききってました。

 

気をつける点は

・ファッションに目覚めた大学生だからこそ今のトレンド感は押さえる

・その上で「清潔感」を出していく。

・表情が明るく見えるような顔まわりとシルエットに。

 

といった感じかな?

 

とくに彼はもともとクセっ毛なので、そこをどう押さえるのか?出すのか?

これはシャンプー後に判断することだったり。

 

先生として教壇に立つ彼がほしいのは「説得力」

 


切ってる途中、撮ってないwまあいいや


切りながら常におもうことなんだけど、初めて来る美容室ってめっちゃ緊張しますよね?

 

不安だと思うんですよ。

 

しかも完成系全然伝えてないしwww

 

 

「切りながら考える」ということはほぼせず、(微調整はある)カウンセリング時に書き上げた設計図通りに施工していく。

 

その切っている時に「不安を取り除きながらだんだんと出来上がっていく様をみて自信をつけさせてあげたい」とか心がけてます。

 

日頃のスタイリングやいつ頭を洗うのか?それらをうまく「自分でもセットができるよ!」となるように。

 

施術中に話す内容や雰囲気で「キモチのチューニング」ができたらいいなっておもってます。

 


果たして、カットだけでイメージチェンジは成功したのか?


 

ビフォアー

 

 

どやーーーー!どやーーーーー!

 

いや、すごくいいよね。

まだ根強い人気のマッシュレイヤーベース。

 

大学生のファッションという観点もしっかりと押さえつつ、自身でもセットができるようにとあえてのドライヤーと手だけで仕上げます。

 

さわやか!清潔感!!

心なしか、表情も明るい。

自然と笑顔がでて、よかった!!!

 

 

メガネを普段から着用しているので、そのフレームにギリギリかかるか、かからないかのバング設定。

表情がはっきり見え好印象に。

 

 

しかもクセの印象もドライヤーの手ぐしのみで乾かしています。

 

これからの時期は前髪だけテクスチャーコントロールをかけて収まるようにしてもいいかもね。

 

 

 


美容師の仕事は髪型をデザインするとともにキモチのチューニングをしながら自信をつけてもらう職業であるとおもっています。


 

 

 

どうかな?イメージチェンジは成功したかな?

 

最後に2人で。

どーも彼は元教え子だそうです。

 

いい仕事だよな、先生って。

 

ご紹介、ありがとう。

 

気に入ってくれたら、いいな。