初心者から始める”したい撮影”と”逃げたい気持ち”と”入門機材”
alnicoTOKYO代表、澤田恭平です。Twitter始めています。
少しづつ理解できてきている今日この頃、フォローされたら小踊りします♪
alnicoTOKYO代表澤田恭平 美容を通じて生涯のおつきあいをしたいと願うエモーショナル美容師です。日々のこと、想いを、喜怒哀楽に忠実に。
Blog/https://t.co/nHMcePZqZx instagram/https://t.co/7pIOrifmyy— 澤田恭平/alnicoTOKYO代表 (@alnicoTOKYO) 2017年1月6日
寒空の下の撮影
Hair:KAZUYA KUROSAWA
PHOTO:KYOHEI
今日の目次
カメラ始めて7年。初心者から始めた理由は「情けない」感情から。
(たぶんカメラを手に入れて間もない頃。髪型やばいな)
20代前半、師匠・濱宏之介の仕事のお供などで数多くの撮影現場に行っていた経験もあり「場慣れ」をしてはいた「撮影」という現場。
(今思えば場慣れをしていたという勘違いでした。虎の威を借りる狐状態)
アシスタント時から作品撮りと称していわゆる「撮影ごっこ」をしてきましたが、どうにか歯を食いしばってスタイリストとして活動するようになった20代半ばには、自身のヘアスタイルの「作品」を作るべく「ごっこ」ではない撮影をする必要性が出てきた。
そして情けない感情を痛感するXデーはすぐにやってきた。
その「自分のヘアの作品」を撮る会なのに、まったく「どういう写真が撮りたい」とかオーダーが全くできなかった。
知識がなかった。けれど、ないなりに努力してたかな?とおもうとこのころはしてなかったと思う。
(今もお世話になっているC.ISHI氏。彼女には写真だけでない、いろいろ教えてくれる姉的存在)
「あんた、で結局何が撮りたいの??」
。。。
雑誌見たりして「こんなの」とか「あんなの」とか言ったりしてたんだけど、いまいち「感じ」だけでいうもんだからプロからしたらトンチンカンな事言ってるように感じるんだよねきっと。
結果何度撮っても、髪を作っただけで思い描いた作品が出てくることはなかった。
もっというと最初に思い描きもできない日々に、プロを振り回し写真を撮ってもらっていたことになる。
あまりに恥ずかしく、あまりにも失礼。
オーダーすらできなかったのだ。
なので誓った。
写真を、カメラを勉強して必ずプロにお願いできるだけの知識と情熱を身につける!と。
どーにも失礼極まりなくおかしな話だ。おかげで気付けたことがたくさんある。感謝です。
そんな中僕の師匠・濱さんはヘアメイクでも超一流だが、カメラまでやる人だった。
当時。。。レニークラヴィッツを彷彿させる感じ。。。
身近にお手本の存在がいたからこそ、撮影をお願いしながらいちいちヘルプに入り勉強。
そ、そしてついに、カメラを購入決意するのであった。。。
金がない?アホか!金だけはどうにでもなる!必要な機材はこれだ!
(爆笑。これもカメラを手に入れた頃の写真。シュッっとしてる。)
①パソコン、買え。
(初めて買ったのはVAIO。2008年?遅いなあ買うのが。)
いやいや、写真でしょ??カメラじゃないの???と思うけどまずはこっちかな。
(カメラの偉い人、あってますか??違ったらごめん、個人的な順番です)
ぼくが美容師を始めたころはまだフィルムの時代でした。
撮影の前に「ポラチェック」。若い子は知らんよな。
なんせデジタルカメラの時代、現像は全てパソコンでやります。
確認もパソコン、発信もパソコン!スマフォだけじゃないのよ!
やっぱいまはMacがいいかな〜?
Mac2代目ですが非常に調子良いです。
②一眼デジタルカメラ本体を買う!
つ、ついに!!
本体は正直何でもいいと思うけど、身近にいるカメラ所有者と同じメーカーが良いかもね!
まさかの生産中止モデルでした笑
当時レンズキットで10万ちょい。かなりデカかったけど本当に買ってよかった。
この決断をしなかったらきっと今のぼくはいないだろう。
エントリーモデルでも十分なのだけれど、ハイアマチュアモデルからしかない「シャッター音」が決めてで購入しました。
③単焦点レンズ。ポートレートにはこれ。
初心者にはなんのこっちゃ!という話。
ぼくもそうでした。
わかりやすくいうと「後ろボケた写真」。ポートレートなどでは主体を主張したいからこそ使う技法。
それがうまくとりたいなら一本は絶対に持ってなきゃいけないレンズです。
レンズは沼にハマったらとんでもなく金にかかる領域になってしまいますが、安くてもいいのはいい!
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応
いまは14000円くらいか。当時は10000円切るくらい。
だがしかし安い。
これは本当に買いです。
そう、結局「やる」「やらん」を決めるのは自分。
やったから偉いわけでもないけど。
たいせつなのはやり続けて「うまくなってきた」を実感すること。まあぼくもまだまだなんだが。
ヘタッピだとやっぱし外に出すのも不安になる。
「へっ」とか言われそうだし、なんか恥ずかしいし。
でもヘタだったから。失うものがなかったからどうにかできた。
これからもある日今日を振り返ったら「あ〜、ヘタだなあ」と思う日が来るだろう。
でもやることで見える景色は確実に変わってきます。
ぼくも上手くいかないから「撮影」とかから逃げたこともある。
金がないを理由に投資をしない選択もある。
(投資するから帰ってくるのにね。)
ぼくはどうしても恥ずかしかった自分が許せなくって。それでいてもっと上手くなりたいっていう欲求があった。
それがたまたま「カメラを買う」「写真を勉強する」という行動になっただけ。
もっと楽しくいろいろやっていきたいなあ。
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