神戸の「バルサ化」は成功するか? 世界各地での“バルサ化失敗”の主たる原因は…

 

 

相変わらずフットボールは世界を熱狂させ、ここ日本ではサッカーで親しまれ、プロリーグ=Jリーグは26年が経ち世界でも類を見ないほどの成長を遂げてきている。

 

そんな中でも世界中にファンを持ち目標とされるFCバルセロナ。

 

 

日本では楽天がスポンサーになったことでも有名だ。

 

 

楽天がスポンサーのヴィッセル神戸を中心としたサッカークラブの「バルサ化」を目指すということがよくニュースになっている。

 

でも、「バルサ化」ってなんだ?ってはなし。

 

サッカークラブと美容室を照らし合わせていろいろ考える。

 

サッカーが好きで、つい美容室とサッカークラブを例えがち。

 


「バルサ化」=元バルサ選手を獲得?プレースタイルの模倣?


 

 

 

サッカーをあまり知らない人でも知ってるバルサの一般のイメージは

・華麗なパスをつなぐエレガントな攻撃的スタイル(ポゼッションスタイル)

・メッシというスーパープレイヤーがスーパープレーをする(スーパースター)

・そしてとにかく強い(勝者)

 

といったところでしょうか?

 

ヴィッセル神戸はバルサ化を目指し、誰でも知ってる元バルサ戦士イニエスタを獲得、日本にやって来た。(年俸33億円!!)

 

元バルサスペイン代表FWやMF、ドイツ代表、監督まで揃えた。

 

でも勝てない。結果は出てない。(今現在)

 

 


「バルサ化」とは何か?を考える


 

ヨハンクライフ。今のバルセロナの礎をつくった空飛ぶオランダ人。

 

彼が記した道筋を繰り返し、重ねることでできあがったバルセロナ。

 

”単なるクラブ以上の存在”とまで言い切ったクライフ、バルセロナ。

 

これはプレースタイルやスター選手の有無ではなく、「哲学」が確かにそこにあって、何度も繰り返しながら続けてきたからなんではないかなと思う。

 

その哲学をなんどもなんども伝え、道をしるし、挑戦を繰り返すことでできあがたのが「バルサ」というスタイルなのではと。

 

プレースタイルとか、選手とかじゃなくって浸透したクラブビジョンと変化を恐れない前進する姿勢がいまいわれる「バルサ化」の本当のところなんだ。

 

 


美容室における「哲学」と目指す道


 

ここでサッカークラブ=サロンと考えたい。

 

 

まだまだ小さく、影響力も大きくはないけれど、まがいなりにも店を継続してきた。

そしてスタッフも増えシアワセにできるお客様の数も増えてきた。

 

ぼくにとってのヨハンクライフは師匠の濱さんだ。

たいせつなこと、生きる術を教えてもらった。

 

 

そしてぼくはメッシでもスアレスでもなかった。

残念だけど、そうじゃなかった。

 

だからこそ、クラブの運営者として「哲学」を浸透させていきたい。

 

デザインを追求する姿勢、人と向き合う気持ち。

 

「すべてはお客様のために」と。そのゴールに向けて一瞬で考えるスピードの大切さ。

 

エゴイストになることなく、チームの勝利のために役割にたいして全力でハードワークすること。

 

共通認識を広げること。

 

 

教育」と「育成」

これらを愚直にやりつづけることでしがスターは生まれないし、なれない。

 

 

そして一回の失敗から生まれる学びを最大に生かすこと。

 

すぐに結果が出ないことなんてわかってる。

 

何度だって繰り返せばいいよね。

 

ちょっと結果が出ないことであきらめるなんてぼくには無理だ。

 

 

ぼくはサロンを「バルサ化」する。そうきめた。